ダイエット中に朝ご飯は食べる?便秘解消にも効果的!朝食をとる事のメリット

 

自分の体重にため息をついて、ダイエットに取り組み始めた人にとって、朝ご飯をどうするかは
一大問題ですよね。

朝食を抜いて一日の総カロリーを抑えたほうがいいのか。。。

食べるならどんなものがいいのか。。。

スムージーなどの飲み物だけで済ませていいのか。。。

などなど、ダイエットと朝ご飯、更には朝ご飯を食べるメリットについても考えてみました。



痩せたい人ほど朝ご飯を食べよう

ダイエット中も、朝ご飯は抜かないこと!

前日の夜ご飯を食べてから、翌日の朝食までの時間は、3食の間時間の中で最も長い時間になります。

つまり朝起きたときの体は、エネルギー不足に近い状態です。

そのままの状態で一日を始めるのは、ガス欠のまま車を走らせるようなもの。

朝食でエネルギー補給をすることにより、私たちの体は動き出すのです。

 

朝食をとることで「痩せやすい体」へ

朝食をとると自律神経のスイッチが入り、胃腸が活発に動き出します。

すると体が目覚めてきて、体温が上昇を始めます。

体温が上がると、その体温を維持するために体内のエネルギーを消費、基礎代謝が上がります

基礎代謝が上がるという事は、「痩せやすい体になる」という事です。

仮に朝食をとらずに一日をスタートさせると、自律神経がうまく働かないままになってしまいます。

体温が上がらないままなので、エネルギー代謝も落ちてしまいます。

エネルギー代謝が落ちると、「痩せにくい体」になってしまうのです。

 

朝食をとる事が、減量につながる食習慣

若いころに朝食をとらない習慣がついてしまうと、胴囲とBMI(体格指数)が増加しやすくなり、
年を取ってから、糖尿病や心臓疾患を発症しやすくなるそうです。

朝ご飯を食べない人は、毎日食べている人に比べて心血管疾患による死亡リスクが87%も上昇すると
言います。

また、朝食をとらないと、その後の食事後に血糖値の急激な上昇を招きます。

高血糖状態が続くと、肥満につながるだけでなく、肌の老化も進みます

朝食をきちんととる事が減量につながる事、体重のコントロールにいい影響を与えることは、
多くの研究であきらかになっています。

 

ダイエット以外にも、朝食をとる事のメリットは沢山

 

起床後2時間以内の朝食で、体内時計をリセット

体内時計は「朝日」と、「朝食」により、リセットされます。

体内時計は体のリズムを作っていますが、乱れると実際の活動に体がついていかなくなり、
時差ボケのような状態になります。

体の中に時差が生じて、仕事の能率が落ちる、体がうまく働かない、睡眠障害など不具合が生じる
ようになります。

朝にしっかり朝日を浴びる事と、朝ご飯を食べることで末梢の体内時計がリセットされ動き出します。

この時に必要なのが、炭水化物(糖質)ですが、同時にタンパク質も取る事が望ましいとされています。

そして朝食は、起床後2時間以内に食べましょう。

 

ご飯やパンから、脳の栄養ブドウ糖を補給!

寝起きに頭がぼーっとしてしまうのは、寝ている間にブドウ糖を使ってしまって足りていないから
です。

朝食をとらないと、午前中一杯頭がぼんやり、仕事にも身が入らないなんていうことに
なりかねません。

朝食抜きで生活していると、肝心な時に頭が働かなくなるばかりか、自律神経やホルモンのバランスも崩れてしまいます。

すると、イライラしたり、ぼーっとしたり、無気力になります。

貧血や低血糖、低体温、肩こりなど、体にも悪影響を及ぼしてしまいます。

朝ご飯で、脳の栄養となるブドウ糖をしっかりと補給しましょう。

ブドウ糖は、ご飯やイモ類、パンなどから摂取できます。

 

便秘解消、朝の3ステップ

前日の夜ご飯を早めに済ませ、眠るころにはお腹を空っぽに近い状態にしましょう。

眠る3時間前までには夕飯を済ませます。

朝起き抜けに、コップ一杯の常温の水を一気に飲みます。腸の蠕動運動が始まります。

起きて2時間以内に、朝ご飯を食べる

トイレに行く時間を作る。毎朝同じ時間にトイレに座ることで、体にリズムが生まれます。

この3ステップを続けることで、体が排便の時間を覚えて便秘解消につながると言われています。

 

朝ご飯は起床から2時間以内に

朝起きてから、朝日を浴びる事と朝食をとる事。この二つで、体内時計をリセットします。

起床後、朝日を浴びることで中枢時計遺伝子がリセットされます。

次に朝食を起床後2時間以内にとる事で、末梢神経遺伝子もリセットされます。

この二つが両方ともリセットされ、同じリズムで動くことで体内の細胞が活性化されます。

代謝を上げて「痩せやすい体」を作るためには、起床後2時間以内に朝ご飯を食べましょう。

また、毎日違う時間に朝食をとるのも、体内時計を狂わせてしまう原因になります。

体は平日や休日の区別があるわけではないので、休みの日にも同じ時間に起床、同じ時間に朝食を
とる事をお勧めします。

 

理想的な朝ご飯

 

基本はご飯やパンで炭水化物

朝はしっかりと炭水化物を取りましょう

炭水化物は人間の活動に必要なエネルギーを作りだす栄養素です。

そして脳のエネルギー源となるのはブドウ糖です。

朝からきちんと炭水化物(糖質)を取る事で、脳が活性化され、仕事の能率アップにもつながります。

主食として、ご飯やパンなどをしっかりとりましょう。

 

肉、魚、卵などのタンパク質

肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質豊富な食材に含まれているアミノ酸は、体内時計を
調整したり、ストレスを和らげる
などの働きがあります。

また、血液や筋肉、骨などを作る大切な栄養素です。

不足すると疲れやすくなったり、免疫力が下がってしまいます。

魚や卵などを主菜とした、昔ながらの朝食が理想的です。

納豆を主菜とする場合には、たんぱく質の量としては少し少ないので、豆腐などを添えましょう。

 

プラスフルーツでビタミンを

特に汗などで排出されてしまう、水溶性ビタミンを意識して取りましょう。

ビタミンCには、免疫力を高める効果のほか、鉄分の吸収率を高める効果もあるようです。

イチゴやキウイなどの果物、ブロッコリーなどに含まれています。

 

ダイエット中の朝食は「しっかりと食べる」が正解!

 

痩せたい人も、朝ご飯はしっかりと食べる事。

起床後は朝日を浴びて、コップ一杯の水を飲み、2時間以内に朝ご飯

内容は、ご飯やパンなどの炭水化物、魚や肉や卵などのタンパク質、フルーツでビタミン
プラスして。

毎日の朝ご飯で、健康できれいな毎日を過ごしましょう。

 

その他コラムカテゴリの最新記事